中間管理者層向け研修

【中間管理者層向け研修の講師を務めさせていただきました】

先日、某社様にて、中間管理者向けの管理者研修の講師を務めさせていただきました。

※本投稿は、研修先事業者様より研修内容などについての公表の許可を頂戴した上で、投稿しております。

【研修の概要】

本研修は、「想い・あるべき姿」と「想い・あるべき姿の実現方針」、「組織構造と組織文化」をテーマの中心に据えて、グループディスカッション型のワークショップ形式で行いました。

「想い・あるべき姿」と「想い・あるべき姿の実現方針」は、経営戦略の“核”となる部分として、近藤が経営支援活動において大切にしていることです。組織戦略の推進においては、組織全体で共有し、いかに組織文化として浸透させていくかが大きなポイントだと考えています。

今回は、日常業務において、なかなか意識することが一般的にも少ない傾向にある「組織としてのあるべき姿」について、改めて向き合っていただく機会といたしました。

「組織構造と組織文化」は、バランススコアカードの4つの視点のうち、「学習と成長の視点」をしたものです。バランストスコアカードは、「顧客の視点」「財務の視点」「内部ビジネスプロセスの視点」「学習と成長の視点」で構成されており、経営を俯瞰するのに便利なので、実務においても、よく利用しているフレームワークです。

今回は、「組織における部署としての成長の方向性」と「個人としての人材育成の方向性」について、改めて向き合っていただく機会といたしました。

また、近藤はファシリテーターとして、研修対象の中間管理者の方々や事業統括監督者様の想いを解釈し、情報交換によりお互いの想いを理解し合うことを促す役割を預からせていただきました。

【ワークショップにおける制約条件】

「組織一体感」や「継続的な組織活動」、「組織的なコミュニケーションの促進」などの組織風土の醸成を図ることを目的として、「全体最適であること」、「組織としてのゴーイングコンサーンであること」、「他部署との情報交換により客観的に具体的に自部署と向き合うこと」を制約条件といたしました。

【経営者様の想い】

研修後、経営者様の想いについて、お聞かせいただく機会を頂戴いたしました。

「中間管理者をはじめとした所属する全従業員の方々の今後、これまで以上に自己研鑽に励みながら成長していってもらいたい」

「長年の職務を通して高めてきた技術力で事業の推進役を担ってくれる者、自己成長意欲が高くスキル習得に積極的に取り組む者、いつも調整役を引き受けてくれる仲間想いの者、など自慢の従業員が集まった組織を事業統括監督者と協力しながらこれからもしっかりと支えていきたい」

「経営を預かる者として、従業員、一人一人がもっと輝けるような組織を目指して、これからも精力的に取り組んでいきたい」

「将来、入社してくる方々も安心して活躍してもらえるような職場作りに取り組んでいきたい」

厳しさと優しさに溢れた表情でお話になられる経営者様の想いは、とても温かいものでした。

【研修に込めた近藤の想い】

今回も、限られた持ち時間の中で、「今回の研修が、中間管理者の方々にとって、これまで以上に経営と向き合っていただくきっかけとなって欲しい」「企業組織のあったかい組織風土をこれまで以上に大切に育てていっていただきたい」といった近藤の想いを込めて、ワークショップを進行させていただきましたが、受講者の方々に少しでも伝えることができたでしょうか?

今後もお付き合いさせていただく予定となっている人材育成について、研修対象者様の方々の自己成長意欲の向上への寄与、研修企業先様の想いにお応えできるようにしっかりと伴走して参りたいと思います。

◆経営支援に関するお問合せ先

近藤剛中小企業診断士事務所/担当 近藤 剛

E-mail:t.kondo0726@gmail.com

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